Menu

OS36:実学としての医工融合研究と次世代医療福祉システム

7/21 更新

オーガナイザ藤江正克(早稲田大学)、木口量夫(九州大学)、光石衛(東京大学)、岩田浩康(早稲田大学)、小林洋(大阪大学)
セッション概要近年の少子・高齢化社会において、高度な医療福祉システムの実現が切に望まれている。次世代の高度な医療福祉システムを実現させるには、計測や制御の技術に関わらず多くの個々の先端技術を融合させることが重要である。特に、研究開発当初から実用化というゴールを意識した実際的な医工融合研究および医工ものづくりシステムの構成論の構築が必須である。本OSでは、個々に発展した先端技術を融合させることにより新たな医療福祉システムの研究を創出するため、各先端技術について話題提供や議論する。また、現場に導入してゆく際の制約条件等をどのように加味しておくべきかといった、ゴールを強く意識した研究展開のための基礎・応用・実用フェーズの立案・実行方法の在り方に関する建設的な議論を展開する。さらに、事例研究を通じて、研究者だけでなく、医療機器の審査や立法に係わる専門家も交えて、実学的な医工モノづくりシステムのメタ論を段階的に積み上げる場を提供する。多角的な視点から医工ものづくり産業に関する情報を交換し、最終的に、医工融合研究開発の推進体制のあるべき姿に対する提言を行ってゆける仕組みを創造する。

 
OS一覧へ